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「その時 目の前がスパークしてたなんて
言っても お前は信じないだろう?
でも確かに チカチカしたものが
そこに またたいてたんだ」
魂を吹き込む、蘇生にも近い死、命を与えるもの、定命に抗う、
髪カーテンが描きたかった
獣のように機械のように狂気だけで怨嗟だけで触れても壊れないお前がほしい
救いの手は地獄から差し伸べられる
血の涙を流すマリアのようにこの業苦に嘆き哀しみ憐みすら抱き、それでも光を欲さんとするお前を、お前の手を掴んで、この暗い闇の湖畔に叩き付け、そのまま沈んで行きたいと願う
沈むことを選んだのはおれか、それとも引き摺り込むことを選んだのはお前か、
乱暴に陰湿に醜悪に淫猥に鏡面のような水面に漣を、そして永遠に消えぬ傷痕を