書留。

壁打ち用です。

リハビリ小話

リハビリ

イベント後くらいの時間軸でニールさん突然だけど帰ってきたよ話をリハビリ 「……いやだ。僕は、そこには行かない」 明確に嫌悪を示したアレルヤに驚いたのは他でも無いライルだった。次にマリーが。そして「そりゃあ、そうよね」と肩を落としたスメラギ。 「…

8月

それはそれとして救済した後のニルアレちゃんはいっぱい書きたいんだ。生は救済!救済とは生!! 最高に性癖に刺さるCPを求めて彷徨い歩いちゃうの、悲恋な事含めてニルアレというカップルがやっぱり最高位に座してるのがわるいんだ…… アァーーーーーーーーーーーン自カプ…

書きたいときに書きたいだけ

学パロ本の続き…、3年生になってから?かな? 2014年ヴァレンタイン ↑これが受験した前後という設定なので、それまでの時期ですがお付き合いはしてます。 修学旅行編 自分で読み返す用(続きを書くのに) Little_Reliance改訂版.pdf - Google ドライブ 【あ…

灰羽エピローグ的な

‪(床材補強して、土ペンキ借りて来て、後は屋根もなんとかしなきゃなあ)‬ ゆるやかな微睡の中で色々考えた。これまで億劫だった事が一気にやって来たかのように思えたが、どちらにせよあっちに行くまでにやらなければならなかったのでどうしょうもない。 …

したがき

──ドクン、ドクン。 心臓の音が嫌なほど聞こえる。 小さな卓上型の、その振り子時計の硝子窓の中から取り出した合鍵をそれぞれの両手の上に乗せた。思えば車の鍵はイモビライザー式になっているので、このどれもでは無い。 だが一つ確実なものがある。 考え…

それはとても清らかな愛

手が届かないからこそ、美しく、清らかなものにとても心惹かれる それはキミだけじゃ、なくて………… *** 「なに、どうしたの?そんなに怒って」 いつも不機嫌そうではあるティエリアだったが、その日は特別機嫌が悪かった。 刹那が何かしたとか、ぼくがポカ…

「この世で一番の苦痛と罰と、そして幸福を」

「……ああああああ!!!!!!!!!!!」 【それ】は突然現れる。 叫び、嘆き、それは突然に訪れる。 隔離病棟で兄は突然叫ぶ。 「いやだ、行かないでくれ、いなくならないでくれ、いやだいやだいやだいやだ」 特に俺が帰ろうとする時はいつも【こう】だ。…

芸能パロ的ななにか

ふとしたタイミングで、いつも心の中ではそう呼んでた呼び方で呼んでみたニールさんくんにじゅうよんさいとアレルヤくんさんじゅうきゅうさい *** 「……アレルヤ、さん」 いつも良くしてくれる先輩の、名前を初めて呼んでみた。心の中ではたまに呼び捨てが…

your my...

どいつもこいつも眉間にシワを寄せてやがる。 かくいうおれも、その一人である。 時折目頭を押さえ、昂ぶる感情ごと抑え込む。 抑えられるうちは、まだ、大丈夫だ。 おれはまだ、大丈夫だ。 *** 「缶コーヒー、ブラック。飲めるだろ」 とあるアジア系スラ…

【了】甘く優しいしがらみを残して

「……あたまが痛い」 「え、どうしたの?」 何の脈絡もなく、ロックオンが言った言葉をアレルヤは聞き逃さなかった。 いつもの本の貸し借りは、感想会になったり、映画化していればその映画を見たり、たまに茶会になったりする程度には2人の距離は近くなって…

どうして好きになったかなんて、

ぼくの作った料理をあなたが「おいしい」と言う時、 面白いと思った本を貸して、あなたも面白かったと返してくれた時、 映画館のタイムスケジュールを眺めながら、これを見ようと指差した映画が同じだった時、 どうして、 どうしてか泣きたくなるんだ。ぼく…

バレンタイン小ネタ

引っ越しがてらにぱそにめもってたものを。 季節外れにも程がある……2017年2月14日 「薔薇の花束って……貴方は本当にキザな事が好きですね」 「毎年プレゼントだったからな。そろそろ困らせてる頃合かと思って」 「貴方が困る頃じゃないのかい?」 「ぜ〜んぜ…

あまいあまいやさしい、

54文字の物語

うみのそこ(アレルヤ) 『惑星』=「ほし」とお読みいただければ。 そらのはて(ニール) ただ好きという感情だけでしかニールを呼ぶ事が出来ないアレルヤ。(ニールという名も知らなければロックオンと呼ぶ事も今は出来ない、というそういうニルアレちゃん…

【途中】リフレイン

何らかのあれのそれで、ニールを受け止めた(精神的な意味で)ライル。 それを見たアレルヤの話。 *** 「──……はあ、」 深く息を吸って、吐いた。 もしかしたら周囲には溜息のように聴こえたかもしれない。 目の前にいる男を見て、アレルヤは、自分も前に…

【了】わたしのただひとつのねがい

暗いくらい闇の中、四角くて広くて狭い冷たい場所。 ぼくはそこに閉じ込められている。 頭の上から垂れる雫に体温を奪われる。 朦朧とした意識のなか、優しい光が時折訪れる。 それはぼくが意識を手放そうとする時。 それはぼくが夢の底へ堕ちようとする時。…

【了】ひかりの先に

輝きにばかり目をとられ、眩んでいた。 先程の虚無、虚空の闇よりよほど辺りは何も見えず、 ただ手を取られた腕の先を見る他に無かった。 眩む、眩む、眩む。 見えない筈の右眼すら、その圧倒的な光に。 「どこへ行く、刹那」 その名を呼んだ。 そしてその手…